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古武道のお話

空手と古武道の関係 沖縄空手は、中国武術を源流とし、古くより琉球(現在の沖縄県)にあった“手(ティ)”と融合し、琉球王朝・尚真王(1477~1526年在位)の時代に発生したというのが通説です。徒手空拳(武器を持たない、素手の)の空手は、江戸時代の薩摩藩の禁武政策により武器を取り上げられたことで発達したと言われます。しかしながら、素人ならいざ知らず、武士の様な鍛錬された者同士では、やはり刀や槍を持った者の方が確実に有利である。それでも、自らの身を、さらには家族を守る為の護身術としての空手は、現代においても重要な武術であることに変わりはありません。 大成会館では、上級者から練習を始め、有段者では、修得を必須としています。日常では使わないものばかりですから、初級者でも早いうちから触れて慣れることが必要と間あがていますので、今後は練習に取り入れていくつもりです。 空手と古武道(武器術)は、沖縄古武道の両輪 沖縄では、空手と古武道(武器術)は、車輪の両輪のようなもので、どちらか片方ではなく、空手と古武道(武器術)を両方学んでこそ、それぞれの技がより深まり、上達すると言われています。武器の特性を理解し、有効に使う為には、それを用いる者に十分な身体能力が備わっている必要があり、その基本が空手の中に隠されているのです。   古武道で用いる武器 古武道で用いる主たる武器は、8種あります。   棍(棒)、サイ(釵)、トンファー・ヌンチャク・鎌・ 鉄甲・ティンベー・スルジン   棍(写真・上)は、長さ120~180cm程度の棒で、古武道において最も重要な武器です。 サイ(写真・右下)は、江戸自体の警察(同心や岡っ引き)が持っていた十手に似た、金属製の武器です。 ヌンチャク(写真・左から2番目)は、ブルースリーが映画で使用して有名になった武器です。双節棍とも言います。

基本型1~6番

住之江支部での、基本型練習風景  1番 四股中段突き  2番 前屈中段突き  3番 前屈前蹴り  4番 足刀蹴り  5番 廻し蹴り  6番 後廻し蹴り